オリックス・宇田川優希投手が22日、大阪・舞洲の球団施設で契約更改に臨み、今季年俸4800万円から1100万円ダウンの3700万円でサインした。
今季は昨季の右肩痛を引きずった影響で開幕を2軍で迎えるなど状態が上がらず、13登板止まり。9月13日ソフトバンク戦で負傷降板し、右肘浅指屈筋の筋損傷と診断されてから現在もリハビリを続けている。
宇田川は「怪我で始まって、1軍で投げることはできたんですけどまた怪我してしまって、色々難しい1年だった」と今季を振り返り、「今はキャッチボールも再開したので、順調にいけば(来春の)キャンプにはしっかり入れるかなと思います。去年のオフよりはまだ投げられているので、しっかり焦らずにやっていきたい」と巻き返しを期した。
昨春にWBCを制覇した侍ジャパンで共闘した大谷(ドジャース)がこの日、ナ・リーグのMVPに。「大谷さんはすごすぎて、すごいな…ぐらいしか思わないんですけど」と苦笑いした右腕は、続けて「今もプレミア12で戦っている大勢(巨人)とかを見ると、より頑張らないとなって思います」と、同じく昨春共闘したメンバーたちの戦いに刺激を受けていた。