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桂雀々さん 死因は「糖尿病からの肝不全」 事務所が正式発表 早すぎる64歳…復帰かなわず

スポニチアネックス 2024年11月22日 13時14分

 「上方落語の爆笑王」として人気の落語家・桂雀々(かつら・じゃくじゃく、本名=松本貢一、まつもと・こういち)さんが20日に死去したことを、22日に所属事務所が正式に発表した。64歳。葬儀は近親者のみで執り行われ、後日「お別れの会」を開く。

 所属事務所のラルテは「弊社所属落語家 桂雀々は、糖尿病からの肝不全により、11月20日、64歳で永眠いたしました」と報告。「なお、葬儀は近親者のみで執り行わせて頂きました。後日、『お別れの会』を予定しておりますが、詳細は改めてご報告させて頂きます」とし、「ここに生前のご厚誼に深謝するとともに、謹んでご報告申し上げます」と感謝を伝えた。

 スポニチ本紙の取材では、10月下旬、茨城県内でゴルフのプレー中に倒れ、救急搬送され入院した。関係者によると、いったん回復したが、今月に入り再び体調を崩した。

 今月15日には所属事務所がSNSを通じ「持病の糖尿病により、現在入院加療中です」と伝えていた。大事を取り、年内出演予定の落語会を全て休演。早期の復帰を目指していた矢先だった。

 1977年に上方落語の桂枝雀に入門し、同年10月に桂枝雀独演会で初舞台を踏んだ。派手なオーバーリアクションとマシンガントークで、会場は常に爆笑の渦だった。

 芸歴35周年を迎えた2011年には東京に拠点を移し、役者としても活躍。TBSドラマ「陸王」(2017年)で嫌みな銀行支店長を演じて話題になった。

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