大リーグ機構(MLB)は21日(日本時間22日)、今季のMVPを発表し、ナ・リーグは大リーグ史上初の「50―50(54本塁打、59盗塁)」を達成したドジャースの大谷翔平投手(30)が2年連続3度目の選出となった。同日、大谷は受賞後初めて自身のインスタグラムを更新し、喜びを収めた写真を多数アップした。
発表を受けると、ソファに座っていた大谷は真美子夫人とともに満面の笑みを見せた。周囲から拍手が起こると、夫婦の間に座っていたデコピンは驚いたのかスルリと“脱走”するハプニングもあり、和やかなムードで喜びを分かち合った。
受賞後初の自身の投稿では、愛犬を抱え、夫人やスタッフらとグラスで乾杯する笑顔の写真など複数枚投稿。中でも目を引くのは目を大きく開け“絶妙”な表情をしているデコピンのドアップ写真。フォロワーからも「デコちゃん凛々しい」「デコの顔が全て語っている(笑)」「デコピンのアップ 可愛い過ぎぃ~」「かわいさもMVP」「表情豊かなデコちゃんがとてもかわいいですね」と、さまざまなコメントが寄せられた。
指名打者専任の選手としては史上初、両リーグでの選出は1961年にレッズ、1966年にオリオールズで獲得した通算586本塁打のフランク・ロビンソン以来史上2人目の快挙となり、再び大リーグの歴史に名を刻んだ。3度目のMVP受賞は大リーグ史上12人目となった。