“アニソンの女王”の異名を取る堀江美都子がカバーしたテレビアニメ「超電磁マシーン ボルテスV」のエンディング主題歌「父をもとめて~LEGACY Ver.~」が12月17日にTOKYO MXで放送される“超電磁リスペクトTV版”として再編集された「ボルテスVレガシー」の第5話から流されることが決定した。東映が22日午後5時に発表した。
77年当時、「超電磁ボルテスV」のオープニングを歌ったのが堀江で、エンディングは2022年12月6日に74歳で亡くなった水木一郎さんが歌唱していた。そんな「ボルテスV」だが、熱烈な支持を受けているフィリピンで約半世紀の時を経て実写化され、日本でも10月に劇場で公開されて大きな話題を呼んだ。さらに11月からTOKYO MXでリスペクト版の放送が始まっている。
堀江は1969年、「紅三四郎」の主題歌でアニメ歌手デビュー。以来、レコーディングした楽曲は1000曲以上。77年の「キャンディキャンディ」は100万枚突破の大ヒットを飛ばした。現在は堀江美都子シンガーズラボを主宰し、後進の指導にも当たっている。
今回のエンディング・カバーに際しては楽曲制作のプロジェクトをクラウドファンディングサービス「うぶごえ」で実施し、達成率350%を超える大きな反響があったという。「父をもとめて~LEGACY Ver.」(作曲・あおいあきら、作曲・小林亜星、編曲・坂東邑真)として新たな命を注入された楽曲は、放送終了後の12月18日午前0時から音楽配信サービスで、ダウンロード/ストリーミングの配信がスタートすることも決まった。