大リーグ機構（MLB）は21日（日本時間22日）、今季のMVPを発表し、ナ・リーグは大リーグ史上初の「50―50（54本塁打、59盗塁）」を達成したドジャースの大谷翔平投手（30）が2年連続3度目の選出となった。エンゼルス時代に大谷を取材していた米国のリポーター、アレックス・カリーさんは自身のSNSで、エ軍時代の写真を添えて祝福した。
指名打者専任の選手としては史上初、両リーグでの選出は1961年にレッズ、1966年にオリオールズで獲得した通算586本塁打のフランク・ロビンソン以来史上2人目の快挙となり、再び大リーグの歴史に名を刻んだ。3度目のMVP受賞は大リーグ史上12人目となった。
元エンゼルス地元放送局で「美人リポーター」として日本でも話題を集めていたカリーさんは、大谷のMVP発表を受け「大谷翔平選手、満場一致の3回目のMVPおめでとうございます」と祝福。
続けて「正直、このロックスターズのキャリアの始まりを取材できたことは本当に幸運だったと思います」と、エンゼルス時代に大谷が初めて本塁打を放ち、水を被っている写真を投稿。「この写真は、エンゼルススタジアムで彼が初めてHRを放ったときのもの」と説明し「彼はゲームを変え、自らの歴史を作ってそして壊している！」と賛辞を贈った。