広島・田中広輔内野手(35)が22日、島市南区の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2000万円減の推定3000万円で一発サインした。
「結果がすべて。まずはけがをしないように。けがをしたら引退なので。その中でいろんな立場もあるので、技術もそうですけど、精神的な部分とか、今年感じたこともあるので、そういったことを思い出しながら落とし込んでやりたい」
今季は66試合出場で先発は17試合にとどまった。打率・156で、9月下旬には2軍落ちするなど、悔しい一年だった。代打では31打数2安打、同・065と少ないチャンスをものにできなかった反省もある。「(代打という)特別なポジションを今年経験して、しんどさも大変さも分かった。スタートで準備するのとはまた別物だなと。そう感じたので、練習の仕方とかも変えようかなというのはある」と今オフは精神面も見つめ直し、来季に向けた準備を進めていく。