お笑いタレントの永野(50)が21日放送のABCテレビ「やすとものいたって真剣です」(木曜後11・17)にVTR出演。殻を破ったきっかけについて語った。
番組ではお笑いコンビ「とろサーモン」の久保田かずのぶと共に若手芸人の悩み相談を実施。この日は、ピン芸人日本一決定戦「R-1グランプリ2021・2022」で2位を獲得したお笑いタレントのZAZYが2人のもとを訪れた。
芸人としての目標や方向性に悩むZAZYに対して永野は、奇抜な衣装で繰り出すフリップ芸というZAZYの"謎のキャラ"に加え、人間味を出し、「血と汗が見えた方がネタも面白くなる」とアドバイスした。
自身が人間味をさらけ出すきっかけについて聞かれると、「吉本興業でもない小さい会社で出るから、どこまでも転校生だった」と告白。「ひな壇トークでも(吉本の芸人同士は)『昨日は兄さんお疲れ様』のテンションでやる中で、ワーワーやるしかない」と振り返った。
しかしそういった場では「手前の笑いで終わる」と分析。「全然仕事もなくてどうでもいいやと思った時期があって、辞めてもいいやと思ってYouTubeでしゃべったら、それがウケた」と語った。