お笑いコンビ「ダイアン」の津田篤宏(48)とユースケ(47)が、22日放送のABCテレビ「本日はダイアンなり!シーズン2」(金曜後1・45)で、ロケ先で触れた意外な歴史に驚がくした
同番組は、2人が街で人々とふれ合いながら、街の人がつぶやく"何気ない名言"を探すというユルさが売りの街ブラバラエティ。この日は大阪市平野区の商店街を訪れた。
買い物中の女性に声を掛けると、「ここね、伊勢から来てはって、お漬物がおいしいからいつもここ通って」と漬物店を推薦。店主について「ご夫婦でされてます。忙しかったら娘さんが来られます」など詳しい女性は常連客だという。
「ウチは伊勢から来てるから」という店主は、80年続く店の3代目。週に2回、三重県の伊勢市から車で3時間かけ、伊勢で漬けた漬け物を大阪まで運搬することを明かすと、ダイアンの2人は感心した。
農林水産省の公式サイトによると、江戸時代後期、伊勢市周辺の農家の副業としてたくあん作りが盛んに。やがて関西一円にその評判が広がり、昭和初期にはお伊勢参りの参拝客により知名度が上昇、昭和40年頃の最盛期には、大樽が数十万樽も出荷されたという。
その歴史について店主は「昔は伊勢からようけ漬物屋が大阪や京都に来とった。今残ったのは3軒ぐらい」と説明。伊勢たくあんや高菜、ナスの漬物が並ぶ漬物店について、「昔は多かった。百何十軒あった」と明かされると、津田は「これ今、NHKみたいなことやってる。NHKやん!」と驚がく。ユースケも「知らんかったな」と驚いていた。