お笑いコンビ「浅草キッド」の玉袋筋太郎(57)が22日、都内で行われた「『玉袋筋太郎の#昭和あるある』(双葉社)発売記念イベント」に出席した。
2025年は、もし昭和が続いていたら昭和100年になる記念すべき年。玉袋自身が少年時代を過ごした昭和の記録を、昭和の風情とともにまとめ、「エネルギッシュでインパクトを与えてくれた、私を作ってくれた時代、昭和の思い」を込めた一冊が完成した。
発売イベントに先立ち、集まった報道陣の取材に対応。「うれしいね~。(人気が)落ちそうで落ちないとこが良いんすね。なんか落ちそうでしょ?綱渡りみたいで。あ、ロケバス乗るよ。俺だってロケバス乗ってね。そんなね、2人きりにならない。大丈夫大丈夫!」と、お笑いコンビ「ジャングルポケット」元メンバーをいじる場面もあった。
昭和の名残は令和でも感じるものの「昭和の生き方としてはもう生きづらくなっている」と感じる事もあるという。テレビ業界も同様の傾向がみられるが、「なんだろう、呼ばれないからね」と自虐を交えつつ、「そういうところは気が楽ですよ。なんか呼ばれて失言して、なんとかってないですから。まずそこに呼ばれてませんからね。呼ばれないから、こういうとこで失言ができるなと思います」と語り、会場の笑いを誘った。
自身の芸名についての質問が飛ぶと「全然(心配は)ない」と即答。もしも、規制がかかると「人権侵害だとか言っちゃう」と想像し、「でも、それも関係なくなってきたのかなっていう。キャリアでもう…40年近いんですけど、目くじら立てないでしょ。だから表出てないのかもしれないよ。裏街道行ってるのかもしれないですけど、裏街道にね、真実はあるってことで」と今後も自身を貫き通すつもりだ。