◇卓球WTTファイナルズ第3日 (2024年11月22日 北九州市立総合体育館)
女子ダブルス準決勝が行われ、世界ランキング9位の佐藤瞳・橋本帆乃香組(ミキハウス)が同4位の陳幸同・銭天一組(中国)と対戦。決勝進出を果たした。23日の決勝では大藤沙月・横井咲桜(ともにミキハウス)組と対戦する。
第1ゲームを12-10で先取すると、競り合う展開となった第2ゲームも手中に収めた。第3ゲームは序盤からリードし、流れを相手に譲らずに押し切った。勝利を決めた瞬間は、抱き合い喜びを爆発させた。
佐藤・橋本組は準々決勝でシングルスで世界ランク1位の孫穎莎と同3位の王芸迪のペアに3-1で快勝。大金星に、試合後には「相手のペアは(ランキングで)8番目だったけど一番強いと思っていた」と佐藤は言い、橋本は「(勝利に)信じられない。今でも震えている」と率直な思いを口にした。
佐藤と橋本は、1学年上の佐藤がミキハウスに入社した16年からペアを組み、長く一緒に戦ってきた。両者ともカットマンで当初は連係面の構築に苦戦したが、今ではあうんの呼吸を誇る。