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侍ジャパン 中大の先輩・牧とともに森下が躍動「最後まで役割を全うして…」

スポニチアネックス 2024年11月23日 5時1分

 ◇WBSCプレミア12 スーパーラウンド第2戦 日本9―6ベネズエラ(2024年11月22日 東京D)

 猛虎が誇る背番号1がまた一つ、新たな勲章を手にした。侍不動の4番・森下が、1点を先制した直後の初回1死二塁で中前適時打。今大会7打点目とし、阪神選手の五輪・WBC・プレミア12の主要国際大会における同一大会最多打点で、08年北京五輪の新井貴浩に並んだ。当時の新井は計9試合でのものだったが、森下は7試合目。到達スピードでは大先輩を抜いた。

 「1打席目に安打が出てよかった。(4番は)最後まで役割を全うして、あと2試合、戦い抜きたいと思う」

 4打数無安打に終わった前日21日米国戦の雪辱を果たした。初回から持ち前の積極性を発揮しカウント1―1から先発右腕・ピントが投じた149キロ直球を攻略。後の打席で快音は響かずとも、打点の球団記録更新は時間の問題だ。

 6回には中大の先輩・牧が勝ち越しの満塁弾を放った。頼れる師匠の快打に歓喜し「心強い。自分がたまたま4番なだけ。束となって戦えればいい」。2得点を挙げて計12得点で今大会の得点王の座も堅持。若きサムライが一丸野球で頂点へ挑む。

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