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稲葉篤紀氏 侍ジャパン井端監督の本音告白「監督ってこれだけ大変なんですね」ポーカーフェースの理由解説

スポニチアネックス 2024年11月23日 12時46分

 元侍ジャパン監督で日本ハムの稲葉篤紀2軍監督(52)が、23日放送のテレビ朝日「中居正広の土曜日な会」(土曜前11・30)に出演。侍ジャパンの井端弘和監督(49)にエールを送った。

 前回2019年のプレミア12で侍ジャパンを優勝に導いた稲葉氏は、中居から「どんな目線で見ているんですか?」と問われ「監督目線で見ているので、井端監督が凄く気になっています。その気持ち凄く分かるよ、とか」と明かした。

 今大会のキューバ戦前には井端監督から電話があったことも報告。「どうしたの?って言ったら“いやいや、特に何もないんですけど、監督ってこれだけ大変なんですね”って」と会話の一部を明かした。

 侍ジャパンの監督業の大変さについて「監督って(周囲に)話せないんですよ。コーチにも話せないことっていっぱいあって、監督だからこそ、この心境分かってもらえますよねとか、こういう考え方わかってもらえますよね、とか」と説明した。中居から「監督って孤独なんですか?」と問われると「孤独です」と断言した。

 中居がさらに「弱音を吐けない。弱い顔も見せられない」というと稲葉氏は「一切ダメですね」と同意。「選手ってベンチで監督の顔色を凄い見ているので。動揺してたら終わりですね。いかに平常心で(いられるか)」と語った。

 自身が監督の際も平常心を装いながら、心の中では「抑えてお願い。ここで打って」とか祈っていたそうで「(祈るような)顔もつくれないので」と説明。「あと、テレビカメラがこっち向いているとかだいたい分かるので、いつ抜かれるんだろうなとかもある。そういうのも意識しながら」とテレビカメラの向きにも気をつけていたことを明かした。ポーカーフェースを貫く井端監督の心境についても「内心ドキドキだと思います」と推察。スタジオの笑いを誘っていた。

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