サッカーの日本代表でスペイン1部レアル・ソシエダードに所属するMF久保建英(23)がチームの所在地サンセバスチャンに貢献した人物や団体に贈られる栄誉賞「タンボール・デ・オロ(金の太鼓)」の候補に入った。複数の地元メディアが22日に報じた。
1967年に始まった賞は文化やスポーツ、社会的な領域でのサンセバスチャンに対する貢献が対象で、今回は98の人物や団体が候補入り。ロック歌手ブルース・スプリングスティーンや俳優ジョニー・デップらが選ばれ、サッカーでは昨季欧州チャンピオンズリーグで16強に入ったRソシエダードがチームとして候補に入った。個人では久保のほかアルグアシル監督、スペイン代表の欧州選手権優勝にも貢献したFWオヤルサバル、23年7月に現役を引退した元スペイン代表MFダビド・シルバ氏、アーセナルのアルテタ監督らが入っている。表彰は1月20日に行われる。