俳優の山田孝之(41)が22日、TBS「A-Studio+」(金曜後11・00)に出演。仕事の選び方について言及した。
圧倒的な存在感、磨き上げられた演技力は視聴者のみならず、多くの俳優の憧れとなっている山田。俳優業にとどまらず、プロデューサー、監督、農業、その活動は多岐にわたっている。
MCの笑福亭鶴瓶から「いろんなことやってるから、時間ないんちゃうの?」と聞かれるも、山田は「いや、しっかり1日、7時間寝てます」とキッパリ。「30代になってプロデュサーとか始めた時はこんがらがったりしたんですけど、ちょっとイライラしたり。もう慣れましたね」とサラリ。
こんがらがることは「常にありますよ」しつつも「明日のことも明後日のことも来週のこともあるけど、その比率を限りなく少なくして、その瞬間にダーってやるっていうふうにできるようになってきたら。本当に毎日違うことやっているんですけど、大丈夫ですね」と話した。
仕事選びについては「自分から何かを始めることはないんですよね、ほとんど。だいたい誰かから誘われたりとか。仕事選びは全部そうです」と山田。「“この方とお芝居してみたい”とか、“この監督さんと一緒にしたいな”とかもあるんですけど、それよりはタイミングで、今、それが自分の前に来た時にワクワクするかどうか」とした。
「それは過去に仕事したことないあの監督からオファーをいただいたけれども、ちょっと前にこの役をやっている、この後はこういうのがある、この中にこれをやるべきか、って思うと、今じゃないって思うと、残念だけど断わりますね」とした。
「僕らのやるものって何でも気持ちが表に出る。気持ちが乗っているものが出ると、みんなも楽しむというか。今、これじゃないけど、この人とは仕事していたいからやっとくかって出されたものはあまり心が動かないと思うんですよ。そこはそれを優先させてもらっています」と言い切った。
断わったことで「二度とオファー来ない可能性もありますからね」とも。「でも、それはタイミングで。それでもお互いタイミングが合ったらお声がけいただけるし、その時に僕のタイミングが合えばご一緒できるし」と話した。