フリーアナウンサー徳光和夫(83)が23日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー」(土曜前5・00)に出演し、現在開催中の「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」について思うところを語った。
台湾での1次ラウンドを全勝で突破した日本は、日本で始まったスーパーラウンドも米国、ベネズエラを破って2連勝。決勝進出へ王手をかけている。徳光は「日本野球がグンバツ(抜群)であることを、試合ごとに見せてくれていますね。WBCで世界一になったことはフロックではない、実力であるということを確認されている」と、盤石の強さを称賛した。
一方で、苦言を呈したのは米国代表の顔ぶれだった。「にもかかわらず、アメリカは失礼ですよね。何ですか?あの二流、三流の選手ばかり集めて。あのチームで日本に勝てると思っているんでしょうかね?」。メジャーでのプレー経験がある選手は9人という格落ちの顔ぶれで、トップクラスの派遣は見送られていた。それだけに、「今の日本野球だったら、アメリカチームに大谷選手が入っても勝てるんじゃないか」とも話した。
見どころのある米国選手もいたという。「唯一、日本のプロ野球でも通用するだろうなと思ったのは1、2人くらいかな」と評したが、「パットンというピッチャーだったんですけど、ベイスターズにいたピッチャーだもんね。日本で勉強して、アメリカに戻った感じですもんね」と失望感を口にしていた。