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天皇杯決勝 神戸が5大会ぶり2度目の頂点 決勝点の宮代「みんなに感謝」 G大阪と関西勢対決制した

スポニチアネックス 2024年11月23日 15時56分

 ◇天皇杯決勝 神戸1-0G大阪(2024年11月23日 国立競技場)

 第104回天皇杯決勝は23日に国立競技場で行われ、神戸がG大阪を1-0で下し、19年度大会以来5大会ぶり2度目の頂点に立った。

 71大会ぶりの関西勢同士の決勝。お互いに決定力を欠いたまま前半終了。0-0で迎えた後半に試合が動いた。

 後半19分に神戸が先制ゴール。GK前川のロングボールを佐々木が受けて、大迫がつなぎ、武藤が左サイドを突破しクロス。そのこぼれ球を宮代が押し込んだ。

 その後はG大阪の反撃を受けたものの、全員が体を張った守備で最後までゴールを許さず逃げ切った。

 決勝ゴールの宮代は「信じて走ったらこぼれてきたので、みんなに感謝したいと思います。ヴィッセルらしい攻撃でしたし、最後まで走った努力が実ったかなと思います」と笑顔を見せた。

 大迫は「チーム全員でここまでつないで最後優勝できたので、チーム力で優勝したと思いますし、本当に大きいタイトルだと思います」と歓喜。「ただただヴィッセル神戸がタイトルを取り続けるチームになりたいと思っているので、それをこれからも実現したいですし、現状に満足せず努力し続けたいと思います」と”常勝”を誓った。

 神戸の吉田孝行監督は現役時代、横浜フリューゲルスでプレーしていた1998年度大会で優勝。天皇杯史上3人目となる選手&監督での“ダブル優勝”を果たし、「最高です!」と2度絶叫。「前半から自分たちのサッカーはそこまで出せなかったですけど、しぶとく自分たちらしく勝利できたと思ってます」と胸を張った。

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