お笑い芸人の山田邦子(64)が23日放送のニッポン放送「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー サタデー」(土曜後1・00)に出演。日本テレビ「笑点」(日曜後5・30)のオファーの驚きの舞台裏を明かした。
山田が日本喜劇人協会の会長に就任したという話題から、パーソナリティーのお笑いコンビ「サンドウィッチマン」の伊達みきおは「邦子さんの『笑点』、視聴率1位だったらしいですね」と、山田が演芸コーナーに出演した10月27日放送の「笑点」が高視聴率だったことに触れた。
山田は「びっくりしちゃって」としつつ「太田プロって関東では一番古いプロダクションに40年間いて、飽きちゃって、鶴ちゃんとか有吉とかいるからいいだろうと思って出ちゃって、ちょっと1人でいたんですけど、縁がありまして、アスリートばっかりがいる事務所にいるんですよ、5年間。東京オリンピックがあったから、アスリートみたいなそういう仕事来ないかなと思って。全然来なかったんだけど」と告白。「マネジャーたちが芸能全然分かってないわけ」と嘆いた。
「ビックリしたんだけど、普通、お笑いだったり、『笑点』の話が来たら、“あ、ありがとうございます”ってトップに入れるじゃん、スケジュール。断わったんだよ」とぶっちゃけ。「“え!”って言ったら“スイカの早口大会の日ですから”って言うんですよ」と苦笑した。
「“スイカ早食い対決出ます!”って言ったよ。だけど『笑点』とぶつかった場合は、申し訳ないけどって、『笑点』取るでしょ?スイカ早食い大会のほうだって恐縮しちゃうよ」と困惑。「結局、『笑点』蹴って、これでびっくらこいちゃって」とボヤいた。
「笑点」も担当する放送作家の佐藤かんじ氏からのオファーだったとし、「(佐藤氏は)“日本喜劇人協会の会長も決まってるんだから”って言うわけ。それも知らなかったんだけど、廊下で言うんだよ。しょうがないから、それの旗揚げに間に合うように、もう1カ月ずらして『笑点』出ようってことになったの」と最終的に10月27日放送回への出演が実現した経緯を明かした。