阪神の「ファン感謝デー2024」が23日、甲子園球場で行われ下村海翔投手(22)、山田脩也内野手(19)、百崎蒼生内野手(19)、石黒佑弥投手(23)、松原快投手(25)の5選手が初参加した。
新人紹介ではそれぞれが呼んで欲しいあだ名を発表するなどイベントを満喫している様子だった。4月に右肘内側側副靱帯(じんたい)再建術(通称トミー・ジョン手術)を受け、リハビリ中の下村は「満員でファンの方に愛されている球団だと思った。来年はしっかりプレーしてもっと楽しみたい」と、うなずいた。
仙台育英時代に甲子園に何度も足を踏み入れた山田も「本当にいろんな面白いことがあったり、自分もいろいろ(催しに)立たせていただいたので、すごく楽しくやれました」と笑顔を見せ、「(来季は)甲子園に立って、皆さんと一緒に喜びを分かち合いたい」と意気込んだ。
同じ高卒ルーキーの百崎も「今年の前川さんみたいに上(1軍)で活躍して、もっと(自分の)タオルを持って名前が呼ばれるように頑張りたい」と言葉に力を込めた。
野球対決で審判を務め存在感を発揮した松原は「ちゃんと野球で覚えてもらえるように」と支配下登録に意欲を見せた。