元衆院議員の宮崎謙介氏(43)が23日、ABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(土曜前9・30)に出演し、兵庫県知事選への出馬を断念した理由について意味深発言した。
番組では「今回の兵庫県知事選にも出馬する予定でしたが、一身上の理由で渋々断念した」といじり気味に紹介された。これに宮崎氏は「結構、本気で考えてました」と打ち明けた。
3月に県幹部の男性職員が発信した内部告発文書をめぐり、斎藤知事は内容を精査せず、停職3カ月の懲戒処分を科した。男性はその後、死亡した。自殺とみられる。斎藤知事は県議会の全会一致で不信任を決議され、出直し選挙に出馬して再選した。
宮崎氏は「最初にそもそも職員の方が亡くなっているところから意味深いなと思って。調べていくうちに、これはただごとじゃないので、いよいよ自分の中から湧き上がるものが出てきて。久しぶりに…8年ぶりくらいにきたんです」と、出馬に至ったいきさつを説明。しかし、「これだと思って、もっと深掘りして調べていたら、闇が深すぎるなと思って。準備が足りないなと。万が一にも当選した後、戦えないな、1人じゃと思って。それくらい大変な問題が…ありすぎて、闇深い」と、断念した理由を明かした。
自身が認識した“闇”の部分について詳しく触れることはなく、「そのエネルギーは次に使おうと思って」と笑わせた。