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【卓球】張本智和がV王手「最高でぇ~す!!」中国の次世代エース、世界2位の19歳を大逆転撃破

スポニチアネックス 2024年11月23日 19時7分

 ◇卓球WTTファイナルズ第4日(2024年11月22日 北九州市立総合体育館)

 男子シングルスの張本智和(21=智和企画)がビッグタイトルに王手をかけた。

 世界ランク7位の日本のエースは、準決勝で同2位の強豪・林詩棟(19=中国)と激突。第1ゲームは6―4と中盤にリードしながら、7連続で相手に得点を許して6―11。第2ゲームは終始、圧倒されて3―11で落とした。

 ここから張本が逆襲だ。第3ゲームは3―4から5連続得点でリードを奪うと、そのままの勢いで11―8。第4ゲームはいきなり5連続失点の苦しいスタートだったが、好プレーの連発で逆転した。

 競り合いとなった第5ゲームは10―8と先にゲームポイントを握りながら、ジュースの末に10―12で落として崖っぷちに。ここから再びエンジン全開で第6、7ゲームを奪ってフルゲームの死闘を制し、大逆転で24日の決勝に駒を進めた。

 今大会の張本は初戦で世界5位の梁靖崑(中国)に3―1、準々決勝では韓国のエースで同15位の張禹珍をストレート3―0で撃破。この日の試合後は「最高でぇ~す!!」と繰り返し、決勝に向けて「今、凄く興奮しているけど、また落ち着いて昨日までと同じように明日の準備をして明日もいいプレーできるように頑張ります」と闘志を高めた。

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