◇卓球WTTファイナルズ第4日(2024年11月22日 北九州市立総合体育館)
男子シングルスの張本智和(21=智和企画)がビッグタイトルに王手をかけた。
世界ランク7位の日本のエースは、準決勝で同2位の強豪・林詩棟(19=中国)と対戦。先に2ゲーム奪われる苦しい展開から逆襲し、フルゲームの死闘を制した。
コート上でのインタビューでは「最高でぇ~す!!」と繰り返した張本。中国の次世代エースとの死闘を振り返り、「今まで試合した中で一番レベルが高かったくらい。頭も疲れたし体も疲れた。どちらも勝利に値すると思う」と話した。
24日の決勝では、世界1位の王楚欽(中国)と激突。前身のワールドツアー・ファイナルを制した18年以来、6年ぶりの頂点を狙う。「(準決勝のもう1試合で)どっちが勝っても超強いと思う。僕も決勝まで来ているので、自分も凄く超強いと思う。勝って笑って終われるように頑張りたい」。日本のエースが最高の結果をつかみ取る。