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ロッテのドラフト5位・広池が入団合意 卒論で大忙し「早く練習したい」

スポニチアネックス 2024年11月23日 19時33分

 ロッテからドラフト5位指名された東海大九州・広池康志郎投手(22)が23日、熊本市内のホテルで入団交渉を行い、契約金4000万円、年俸800万円で入団に合意した。(金額は推定)

 グラブのネットの部分に牛をデザインするほど牛が大好きで、畜産業界に進むため、農学部応用動物科学科に進学した異色の右腕。「大学入って、少しずつ球速の面だったりが上がってきて、上のレベルで野球ができるのであれば、野球を続けようかなと思っていたので(プロ入りに)迷いはなかった」と言い切った。

 現在は卒論の執筆で大忙し。テーマは「野焼き管理が土壌に及ばす影響について」。すでに土壌を収集して分析する実験を終え、執筆作業に入っているという。通常は来年2月中旬の発表だが、1月に新人合同自主トレ、2月には春季キャンプがあるため、広池は12月下旬の発表を予定しており、急ピッチで仕上げに取り組んでいる。

 最速153キロの速球を武器に強気な投球が持ち味の右腕はプロ入り後にMAXだけでなく、平均球速をアップさせたいと考えており、「早く卒論終わらせて練習をしたいっていう気持ち」と意気込んだ。ロッテでは坂本、和田に続く3人目の「コウシロウ」。何と呼ばれたいかの問いに、大学で「コチロウ」と呼ばれていたことを明かし、「広池でも、何でもいいです」と笑った。

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