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侍J 台湾との打ち合い制し、国際大会27連勝! プレミア12連覇へあと1勝 台湾と再戦へ

スポニチアネックス 2024年11月23日 22時28分

 ◇WBSCプレミア12 スーパーラウンド第3戦 日本9―6台湾(2024年11月23日 東京D)

 野球世界一を懸けた国際大会「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」は23日、東京ドームでスーパーラウンド第3戦の2試合が行われ、日本代表「侍ジャパン」は台湾と対戦。中盤以降の打ち合いを制してスーパーラウンド1位での決勝進出を決めた。

 侍ジャパンはこれで1次ラウンドから参加チーム唯一となる無傷の8連勝。国際大会は27連勝、強化試合を含む国際試合は33連勝となっている。

 試合前に2大会連続となる決勝進出が決定。24日に行われる決勝(東京D)の相手も台湾と決まり、スーパーラウンド最終戦が決勝戦の前哨戦ともなった。

 台湾とは16日の1次ラウンド(台北D)でも対戦しており、3―1で勝利しているが、試合直前に罰金を払ってまで予告先発投手を変更した台湾に対し、侍打線が初回から襲いかかった。

 まずは1番・村林(楽天)の先頭打者アーチで1点先制すると、2者連続四死球のあとで4番・森下(阪神)が左翼線に2点適時二塁打。紅林(オリックス)の中犠飛でもう1点を加え、一挙4点を先取する。

 先発左腕・早川(楽天)が4四球と突然の乱調に陥って4―3と1点差にされた直後の5回には、2死満塁から打者・清宮(日本ハム)への初球が暴投となって初回以来の得点となる待望の追加点。さらに清宮が右中間フェンスを直撃する2点適時三塁打を放ち、7―3と突き放した。

 直後の6回に3番手右腕・北山(日本ハム)が打ち込まれて2点を失い、7―5とされたが、その裏には辰己(楽天)が左翼線へ2点適時二塁打を放って9―5。北山は3回62球のロングリリーフで2点を失ったものの6奪三振と奮闘した。

 また、5回に早川が1点差とされ、なおも無死満塁とピンチが続いた場面では2番手右腕・清水(中日)が痛烈なピッチャー返しを好捕して本塁へ送球して投ゴロ併殺に取り、さらに三振を奪って無失点。見事な火消しだった。

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