ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使した石川柊太投手(32、写真)が23日、自主トレを行った本拠地・みずほペイペイドームで取材に応じ、「どこが大事にしてくれるか」と今後の交渉でのポイントを挙げた。
交渉済みのオリックス、さらに巨人、ヤクルト、ロッテが興味を示し、ソフトバンクからも3年総額5億円プラス出来高払いとみられる好条件で引き留めを受けている。5球団からラブコールを送られている右腕は「リーグは(セ、パ)どちらがいいとかは特にないです。環境などそこまで気にしていない」と話し、獲得に懸ける情熱を確認したいと思いを語った。
今後は関東3球団との交渉が月末に向けて本格化する。「(他球団全てと)会った後に“その後、どうですか?”ともう一回(ソフトバンクと)会うことになると思う」と石川。いい夫妻の日である11月23日に、相思相愛の関係が生まれることを望んでいた。