◇スケートボード・ストリートリーグ（SLS）東京大会（2024年11月23日 有明アリーナ）
男子決勝が行われ、五輪2大会連続代表でパリ五輪4位の白井空良（23＝ムラサキスポーツ）が計36・8点で逆転優勝を果たした。五輪2連覇の堀米雄斗（25＝三井住友DSアセットマネジメント）が計36・30点で2位。日本男子の両雄がワンツーフィニッシュを決め、昨年に続く2度目の日本開催となったプロ最高峰ツアーを盛り上げた。
劇的な大逆転で連覇を果たしたパリ五輪以来の実戦となった堀米は2位。昨年に続き、地元の東京都江東区にある有明アリーナでの開催となったことが大きなモチベーションになったそうで、「最初は出られるか分からなかったが、東京という特別な場所で滑れたことがうれしい。サポートしてくれる家族に感謝したい」と感慨深げに話した。
暫定2で迎えたベストトリック最終5本目は転倒し、白井の逆転優勝を許したものの、それまではランを含めて6本連続でメークするなど、地元ファンの前で安定感抜群のパフォーマンスを見せつけた。
「空良もそうだし、みんな勝つために準備してきて、いい大会になった」と話し、ハイレベルな優勝争いを繰り広げたれたことに満足げだった。