ドジャースからFAのテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)の移籍先としてドジャースとレッドソックスが有力候補に挙がっているとMLBネットワークのジョン・モロシ記者が23日(日本時間24日)に明かした。
モロシ記者は、レッドソックスが今オフのFA市場の最大の目玉のフアン・ソト外野手(ヤンキースからFA)の獲得にも乗り出しているとしつつ「ソトがどこか(レッドソックス以外の)別の場所に行くなら、そしてそのどこか別の場所とは、おそらくニューヨークだろう。だから、もしソトがヤンキースかメッツと契約したら、テオスカーとレッドソックスについての会話をたくさん聞く用意をしておいてほしい。オリオールズもそこに絡んでくる可能性はあるが、今T・ヘルナンデスと契約するトップ2の候補は、ドジャースとレッドソックスだと思う」と明かした。
レッドソックスはマリナーズからFAとなった昨オフもT・ヘルナンデスの獲得を目指していた経緯もある。ソトの動向次第では、ヤンキースやオリオールズもT・ヘルナンデスの獲得に動く可能性もあるとされている。
契約や年俸情報に詳しい米サイト「スポトラック」によると、T・ヘルナンデスの相場は3年総額7100万ドル(約109億3400万円)だという。ドジャースは今オフ、FA選手と今季の所属球団が規定額で1年契約を結べる「クオリファイング・オファー(QO)」2105万ドル(約32億4170万円)を提示するも、T・ヘルナンデス側は拒否。球界内ではT・ヘルナンデスの需要が高まれば契約を1年追加して4年契約とするなど、さらなる好条件を提示する必要があるとみられている。