女子ゴルフの宮里美香(35=ニチコン)が24日までに自身のインスタグラムを更新。26日から始まる来季出場権をかけたファイナルQTに出場しないことを表明した。
「いつも応援してくれてる皆様へ。先週が、2024年シーズン最後の試合でした。一年間応援してくれて本当にありがとうございました」と感謝すると、「ママになって初めてのフルシーズン参戦。家族の支えもあり、子育てしながら23試合を戦いました」と回顧した。
「身体も完全に戻りきってなかったので、その中で怪我なく終えられたことホッとしています。トップ10に2度入ることもでき、上位争いでしか味わえない気持ちを復帰一年目で感じられたことは嬉しかったです」としたものの、「先週までの結果を受け、残念ながらシード権を獲得することはできませんでした。その結果を受けて、今年一年を振り返り、今後について考えた結果、来シーズンに向けてのファイナルQTは受験しないことを決断しました」と記した。
「子育てをしながらツアー参戦することは、想像してた以上に負担が大きく、また、今後の家族計画も踏まえて、一旦ツアーフル参戦を目指すことはお休みします」と理由を説明。「シーズン序盤は、息子と離れるのも寂しい気持ちになったりと色々と難しいことがありました。来年は息子のことを中心に考えて、プロゴルファーの活動をしていこうと思っています。ご理解いただけると幸いです」との思いを記すと「今後とも宜しくお願いします」と結んだ。
宮里は21年8月にレーシングドライバーの中山友貴と結婚し、22年12月に第1子長男を出産。1年半の産休を経て、今シーズンからツアー復帰し、6月のヨネックスレディースでは5位タイ、9月の住友生命レディース東海クラシック7位となったが、来シーズンのシード権を獲得することはできなかった。