西武は24日、今オフにソフトバンクを戦力外となった仲田慶介内野手(25)と23日に育成選手契約を締結したと発表した。背番号は140。
仲田は球団を通じ「期待していると言っていただいて、改めてがんばりたいと思いました。泥臭いプレーが持ち味なので、それを春季キャンプからしっかりアピールして支配下登録を勝ち取り、レギュラー争いに加わっていきたいです」とコメントした。
来年1月1日付で球団本部長に就任する広池浩司氏は「投手と捕手以外、すべてのポジションを、高いレベルで守ることができるユーティリティプレイヤーです。球際に強く、両打ちでガッツのある仲田選手は今のライオンズにはいないタイプです。どんどんアピールして、チームに良い刺激を与える存在になってくれると期待しています」とコメントした。
仲田は投手以外の全ポジションを守れる両打ちのユーティリティープレーヤーで粘り強い打撃が魅力。2021年育成ドラフト14位でソフトバンクに入団し、今季開幕前に支配下に昇格した。開幕1軍入りし、代走や守備固めなど24試合に出場し打率.214。ウエスタン・リーグでは24試合で打率.403、1本塁打、11打点をマークした。ソフトバンクからは育成再契約の打診を受けていたが「他球団からのオファーを待ちたい」と話していた。