◇WBSCプレミア12 決勝 日本0―4台湾(2024年11月24日 東京D)
侍ジャパンの辰己涼介外野手(27)は敗戦を正面から受け止めながらも「僕は結構、こんな悔しいんやっていうくらい悔しいですけど、楽しかったですね」と“辰己節”は忘れなかった。
前日のスーパーラウンド・台湾戦は1安打2打点3出塁の活躍。試合後には“負けたらピッチャー転向”するくらい腹をくくって決勝戦に臨む決意を明かしていた。
この日の試合前の声出しも担当し、「未来から来ました。優勝おめでとう!」と盛り上げた。
それでも頂点には届かなかった。
辰己は「来季に向けて明日からすぐトレーニングとかバッティング練習に取り組みたいなと思います」と覚悟を示した。大会を通してぶっ飛んだ発言で盛り上げたが、投手転向ももちろん撤回。休みなしでの練習を宣言して覚悟を示した。