現在放送中のNHK大河ドラマ「光る君へ」で藤原道長を演じている柄本佑(37)が取材会に出席し、24日に放送された出家シーンについて語った。
撮影では、まげを結うために昨年夏から伸ばしていた髪の毛を実際にそったといい「ずっと目指していたシーンだったのでそった時はこれまでの歴史を感じましたね」としみじみ。「ただそった日は急に寒くなって若干風邪をひきました。父(柄本明)も丸刈り姿を見て絶句していました」と笑みを浮かべた。
自身は10月にクランクアップ。約1年半にわたり道長を演じてきただけに「撮影が終わった実感はまだない。現場がなくなった寂しさはありますね」と本音をポツリ。
「この大河の経験がどんなものだったのか。それを感じられるのは10年後くらいかもしれません」と語った。