俳優の阿部寛(60)が、24日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜後10・00)に出演。2025年大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~」で主演する横浜流星(28)にかけた言葉を明かした。
阿部と横浜は22年に放送されたTBS日曜劇場「DCU」で初共演。以後、プライベートでも交流を深めているという。
横浜が大河主演が決まった際に「すぐ連絡くれて」と阿部から連絡があったと告白した。というのも横浜が演じる「江戸のメディア王」こと「蔦屋重三郎」を過去に阿部も演じた経験があるからだった。
阿部は「“よくやるな。俺、すげぇ難しかったぞ”って」と横浜に言ったと明かし、その理由として「多分、あの役はめちゃくちゃ難しい。歴史上の超スーパースター、有名人ではない分だけ、メリハリというかいろんなものが要求される役。そこに挑戦したかって」と説明した。
さらに「若い頃、大河に出て、いろんな大御所の方がいて、その中でいろんなものを見るし、“ああ、こういうふうに作っていくんだ”とか、そういうのを何作かやりながら入っていくんだけど、そこをいきなり主演。だから、大河怖がる人はいますよね。主演来ても断る人は多分いると思う」と大河ドラマ独特の重圧があると指摘した。
その上で「彼の場合、その若さでやると決めたんだから、それはすごい勇気があることだと思います」と横浜の覚悟を称えた。