歌舞伎俳優の中村獅童(51)が、25日放送のフジテレビ「ぽかぽか」(月~金曜前11・50)にゲストとして生出演。息子たちの教育について語った。
歌舞伎俳優として、6月に初舞台を踏んだ長男・陽喜(はるき)、次男・夏幹(なつき)には「僕はなるべく、僕じゃない人に教わりにいってもらいたいなと思って。僕は父親がいなくて、自分でいろんな方に教わりにいってたんで、子供も父親がいるっていうのが当たり前の状況ではなくて、子供がどなたに教わりたいって、そういうふうになった方がいいなと」と話した。
また、7月の巡業を振り返り「巡業ですから毎日会場が違うわけですよね。子供と合わせるんですけど、“昨日できてたところがなんでできないの?”なんて言っちゃうと…子供ながら目に涙をいっぱい溜めて、一生懸命やってましたけど。ついつい熱くなっちゃうんで、そういうのもあって、なるべく他の方に」と語った。
他の役者に稽古を依頼することについては「緊張するんですよね。先輩のおうちにお電話をかけたりとか。例えば同じ月にお出になってるときは、楽屋まで行ってお願いするんですけど、そうじゃないときは、だいたいお電話で、まず先輩のスケジュールを聞いて、“こういう役をやらせていただくんですけど、お稽古していただけますか”ってことをお願いするんですね」と説明していた。