横浜(神奈川)が広島商(広島)を破り、27年ぶりに明治神宮大会を制した。
ここで注目されるのが“神宮枠”のゆくえ。
関東王者の横浜の優勝で、来春センバツの一般選考枠は、関東地区に割り当てられ、「関東・東京」の一般選考枠が7校に増える。
詳細は関東が4枠、東京が1枠。さらに関東と東京で、もう1枠が割り当てられている。今回はそこに神宮枠が加わる。
今秋の関東大会は横浜と準優勝の健大高崎(群馬)、横浜に準決勝で2―3と健闘した浦和実(埼玉)、千葉1位から4強入りした千葉黎明(千葉)は濃厚。
東京大会は優勝した二松学舎大付が有力候補だ。
6、7校目の有力候補は東京大会の決勝で終盤まで接戦を演じて5―6で惜敗した早稲田実。
関東大会の準々決勝で横浜に0―2と健闘した東農大二(群馬)も有力候補に挙げられそうだ。
残りの関東8強、つくば秀英(茨城)、山梨学院(山梨)、佐野日大(栃木)のうち、つくば秀英も準々決勝は浦和実に0―2と健闘したが、浦和実が準決勝で横浜に敗れたことが選考の目安になりそうだ。
センバツ出場校を決める選考委員会は来年1月24日、組み合わせ抽選会は3月7日にともに大阪市内で行われる。