スポーツニッポン新聞社が制定する「2024年度 プロ野球最優秀バッテリー賞」の表彰式が25日、都内のホテルで行われた。
セ・リーグは巨人の菅野智之投手（35）―小林誠司捕手（35）、パ・リーグはソフトバンクの有原航平投手（32）―甲斐拓也捕手（32）が受賞。それぞれ賞金100万円などが贈られた。
菅野は7年ぶり3度目の受賞。その際にも小林とのコンビで受賞した。「7年経ったけど、今年はフレッシュにできた。7年間でお互いに学んで引き出しも増えた。充実した1年だった」と笑顔で振り返った。
女房役の小林も3度目の受賞。「（菅野は）年齢を重ねて力と技、投球術でこの1年、素晴らしい投球だった」と右腕を称えた。
昨年はDeNAの東克樹投手―山本祐大捕手が受賞。お立ち台での東の「祐大のおかげです」は決まり文句になったが、この日は菅野も「全部、小林誠司君のおかげだと思っています」と笑顔で話した。