DeNAの石田健大投手(31)が25日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸1億円(金額は推定)でサインした。
昨オフに国内FA権を行使して4年4億円規模の契約を結んだ10年目左腕。過去3度開幕投手を担った背番号14は、今季は6試合2勝3敗、防御率3・38に終わった。
6月6日のオリックス戦で1回13球を投げ終え降板。「左肩肉離れ」を発症していたことが発表され、その後は2軍調整となった。
シーズン終盤にはイースタン・リーグでの登板にこぎつけたが、26年ぶり日本一をとげたチームの中で悔しいシーズンを送ることになった。
会見では「肩の状態が100%かと言えば、まだかなと思う。でも不安なく投げることはできている」と前を向いた。
そして「来年は一からのスタートになる。投げられるポジションがどこになるかは来年にならないとわからないですが、自分はどこでもできるのは強み。先発なら7回を投げて最少失点という投球を毎週できるようにしたい」と話した。