元プロ野球・日本ハムの斎藤佑樹氏(36)が25日、月・火曜キャスターを務める日本テレビ系「news every.」(月~金曜後3・50)に生出演。24日に楽天退団を発表した田中将大投手(36)について言及した。
「彼にとって楽天イーグルスはとても特別な球団だと思います。楽天ファンにとっても彼の存在はとても大きな存在だったと思います。だから、今回の決断を聞いたときは正直、びっくりしましたけど、マー君がどこの球団に行っても、僕は応援していますし、僕たちの世代の代表として200勝を達成する姿を心から願っています」
斎藤氏は楽天退団に驚いたとしながらも、日米通算200勝にあと3勝と迫っている同級生右腕にエールを送った。
田中将は24日、自身のYouTubeチャンネルで楽天と来季の契約を結ばず、移籍先を探すことを報告。楽天も同日、11月30日提出予定の契約保留者名簿に記載しないと発表していた。球団は田中将に対し、今季年俸2億6000万円から減額制限(1億円以上は40%)を大幅に超える来季年俸5000万円、出来高含めた総額1億円以上程度を提示したとみられる。最後は右腕自ら「自由契約にしてください」と退団を申し入れたという。
21年にヤンキースから古巣に復帰した田中将は、右肘手術明けの今季はわずか1試合の登板に終わった。日米通算200勝にあと3勝に迫っている中での電撃退団。去就に注目が集まる。