中日で219勝を挙げた山本昌氏(59)が、同学年の武田一浩氏(59)とBSジャパネクストの野球トークバラエティー「ダグアウト!!!」に出演。人気者になったようなFA騒動を楽しんでいた山本氏が浴びた“冷水”の中身を明かした。
1997年チームは最下位だったが、山本氏は最多勝と最多奪三振王に輝いた。
その年、初めてFA権利を取得。オフになると毎日、動向を注視するために新聞記者が10人以上自宅の前に集まってきた。
山本氏はというと、「長嶋(茂雄)さんって毎日こんな感じなのかな」と注目を集める人気者の気分を楽しんでいた。
「ちょっと調子に乗っていた」という山本氏。ある朝、地元のスポーツ新聞に目を通すと、ゴルフコンペに出場した星野仙一監督の“FAの山本昌についての談話”が掲載されていた。
ただ一言、「ワシはそういう教育しとらん」。
それを見た山本氏は「怒ってる。やばい」と球団に電話。「すぐ行きます」と伝えると速攻で契約合意したという。