男性4人組ムード歌謡グループ「純烈」が25日、初の日本武道館公演を行った。あす26日の「いい風呂の日」を前に、通常よりも長い、約3時間、全25曲の熱演で武道館を熱湯風呂にした。
2007年の結成から全国のスーパー銭湯でライブを重ねて17年でたどりついた夢舞台。終演後の取材で、来年3月に卒業する岩永洋昭は「登場時の光景はすごい興奮した。一生の思い出になった」と大興奮。後上翔太は「ずっと大切にしてきた健康センターやスーパー銭湯のステージというところが本当にこの日本武道館へ一本道でつながっていたんだなと実感した」とニッコリ。
初武道館、日本レコード大賞、7年連続のNHK紅白歌合戦出場。うれしいことが続く中、リーダーの酒井一圭は「今回一番うれしいのは、こいつの幸せ!」と、先月に元AKB48の女優、横山由依との熱愛が発覚した後上の肩を叩いた。酒井は「20代の一番良い時期を純烈にささげてきた男なんで、おまえは結婚に突き進むだけ。これはお金じゃ買えない幸せでしょ。横山頼む!」と叫んだ。後上も「僕一人で決められない。顔だけで!」と心中を察してほしいとばかりに顔を赤らめた。
そんな後上はステージ上で、サプライズ登場したダチョウ倶楽部から、「太田プロの若い女優と撮られやがって!」とネタにされ、ステージ上でも取材でもタジタジの様子だった。