横綱審議委員会は25日、都内で定例会合を開いた。
琴桜について、山内昌之委員長(東大名誉教授)は「申し分ない相撲。将来の横綱に近い風格と落ち着きを漂わせていた」と絶賛した。来年の初場所では豊昇龍とともに横綱昇進に挑む。「私も深く願っている。ダブルどころか来年はもっと多くの横綱が誕生してほしい」と期待した。
また、2場所連続全休の横綱・照ノ富士については「体調の回復、リハビリに努めており、次の場所を含めて土俵に復帰するため最善のものを期待したい」と述べた。「激励」などの決議はせず、横綱の意思を尊重する。