バスケットボール男子の八村塁(26=レーカーズ)が23日に日本協会の強化方針を改めて批判した件について、日本協会の広報担当は25日、「当協会が発表できる内容は先般、事務総長がお話しさせていただいたことが全て。今の段階でホーバス体制でロス五輪を目指す方針に変更はありません」とコメントした。
八村は13日に日本協会の姿勢をビジネス優先とし、コーチの選定にも疑問を投げかけた。日本協会の渡辺事務総長は20日に「(八村発言を)重く受け止める」とした上で、引き続きホーバス監督の下で強化を進めていく意向を示した。
しかし、八村は「プレーヤーファーストの精神が見られない。そういう方針の日本代表ではプレーしたくない」と再び不信感をあらわにした。ホーバス監督についても「練習のやり方、ミーティングも世界レベルではないんじゃないかと思う」と述べた。