スポーツニッポン新聞社が制定する「2024年度 プロ野球最優秀バッテリー賞」の表彰式が25日、都内のホテルで開かれた。
選考委員を務めた本紙評論家の張本勲氏、辻発彦氏が来場。選考過程などを説明した。セは選考委員12人のうち10票を集めた菅野―小林が受賞。一方のパは有原―甲斐と日本ハムの伊藤―田宮の一騎打ちで、1票差の接戦だった。
辻氏は同じソフトバンクでもモイネロに票を入れ「先発に転向して1年目で優勝に貢献した。非常に迷いました」。そして「控室で(有原に)謝っておきました」と話して会場を笑わせた。張本氏は捕手をクローズアップするバッテリー賞について「大変、意義がある。貴重な賞だ」と強調した。