浦和は25日、MF宇賀神友弥(36)の今季限りでの現役引退を発表した。「プロサッカー選手として、一人の人間として、そして浦和の漢(おとこ)としての生きざまを見せることはできたのではないかと思っています」とコメント。きょう26日に、さいたま市内で引退会見を行う。
宇賀神は浦和の下部組織から流通経大を経て10年にトップチームに加入。17年ACL制覇や2度の天皇杯優勝に貢献した。強い浦和愛と反骨心を持ち、契約満了を通達された直後の21年12月天皇杯準決勝では意地の先制弾を決めた。昨季はJ3岐阜で34試合1得点とフル回転し、今季から浦和に復帰。6月の磐田戦で復帰後初めてリーグ戦に出場し、浦和での公式戦400試合出場を果たした。日本代表では1試合に出場した。