メッツの大富豪スティーブ・コーエン球団オーナーが25日(日本時間26日)、今オフFA市場最大の目玉であるフアン・ソト外野手(26=ヤンキースからFA)に言及した。米メディアが報じた。
メッツの地元中継局「SNY」が公式X(旧ツイッター)でコーエン・オーナーを直撃インタビューした動画を投稿。メッツファンに向けてソトに関するコメントを求められた同氏は「答えはこれから分かる。イエスかノーか。中間はない。時間が経てば分かるだろう」と語った。
複数の米メディアによると、メッツは他球団同様に同オーナーをはじめとした球団幹部がすでにソトと面談を行った。
USAトゥデー紙のボブ・ナイチンゲール記者はこの日、ソトの移籍先の本命はメッツと報道。その理由として、コーエン・オーナーに対抗して入札できる人物がいないからだとしている。ヤンキースのハル・スタインブレナー・オーナーには、金額でこれ以上は超えたくないというラインがあり、ブルージェイズはダークホースながら、1年後にFAとなるウラジミール・ゲレロとボー・ビシェットがいるため、メッツの提示額を大幅に上回るのは難しい状況となっている。
ソトの契約は10年6億ドル(約924億円)を上回ると予想されている。