メンバーの逮捕騒動で事実上の解散状態となっていた音楽ユニット「ツユ」が、26日までに公式X（旧ツイッター）を更新。
「ツユ」を巡っては、作詞作曲・ギター担当兼プロデューサー兼株式会社ツユの社長だった「ぷす」こと矢野麻也氏が今年5月31日、殺人未遂の疑いで逮捕された。東京都中野区野方のマンションの一室で10代少女の胸を刺し、重傷を負わせた事件で、「彼女を刺し殺して、自分も自殺しようと思った」と容疑を認めていた。
その後10月に、8月30日付けで不起訴処分となったことを報告していた。
この日、突然「作品に罪は無い」と題する1枚のお知らせを発表。「平素より、ツユを応援していただき、誠にありがとうございます。音楽ユニットとして事実上の崩壊以降、数々のイメージダウンに繋がる行為を自ら繰り返してしまい、本当に申し訳ありません」と改めて謝罪した。
続けて「『ツユ』に限らず、あらゆる問題行動が見受けられたアーティストに対して“曲に罪は無い”“作品には罪が無い”という議論が繰り返されてきました。結論から申し上げますと、その《最終到達地点》を見てみたくなったのです」と、現在の思いを告白。
「過去作品に対して、燃やしてきた情熱は間違いなく本物です。それについて、嘘偽りは一切ありません」とした上で「あらゆる苦悩や希望の中で生まれてきた作品達は その後の“イメージダウ”」によって、その価値が失われてしまうのか?あらゆる疑念を晴らす為、手段を選びませんでした。結果、どれだけ炎上行為を繰り返してもそのたびにYouTubeやサブスク等の再生回数は減る所か、増え続ける一方でした」と報告。「作品に罪が有るのなら、見向きもされなくなるはずです。仮に“イメージダウン”によって、離れてしまった方が居たとしても それと同時に、先入観の無い新規の方々が根付いた事になりますし、コメントを見る限り、今後『ツユ』としての活動が望めない中で 今までの作品に対して“消さないで欲しい”と懇願する方も大勢居られました」とファンの声を明かした。
「判断基準が限りなく曖味ですが、“全体”としては“作品に罪は無い”。このように結論付けさせて頂きます」と主張し「ここまで皆様を不快にさせてしまい、本当に申し訳ありませんでした。『ツユ』として創り上げてきた作品に対する“情熱”に嘘偽りはございません。これからも我が子のような作品達を、末永く宜しくお願いします」と呼びかけた。