来シーズンで6年目を迎える阪神の及川雅貴投手(23)が26日、西宮市内の球団事務所で契約更改に臨み、200万円ダウンの年俸3000万円でサインした。(金額は推定)
今季は先発と中継ぎの併用となった左腕は1軍で9試合に登板し、5試合に先発。7月31日の巨人戦(甲子園)では先発で5回2失点の内容で先発として初めて勝利投手となったが、昨年の33試合登板から大きく出場が減った。
「マメがつぶれた影響もあって、もったいないことをした。改善していかないといけない。秋季キャンプでは監督の指導も受けて、いい感覚で投げることができた。まだ開幕1軍がないので、しっかり準備して思い描いている投球ができるように調整したい」
秋季安芸キャンプでは藤川監督の直接指導を受け、投球フォームのズレの修正に取り組み、「一気に良くなった感じはあった」と手応えをつかみ、オフも継続してフォームの安定を目指している。
1月の自主トレも守護神・岩崎との練習に参加予定。「1年間チームに貢献するためにも、どんなときでも平常心で行く岩崎さんを参考にしたい」と先発として開幕1軍を目指す意気込みを強調した。