3年目の今季、自己最多の35試合に登板した阪神・岡留英貴投手(25)が26日、西宮市内の球団事務所で契約更改に臨み、1160万円アップの年俸2000万円でサインした。(金額は推定)
右サイドからの力強い球を武器に、昨年の8試合登板から今季は35試合登板と大幅に出場機会が増えた。7月28日の中日戦(甲子園)で勝利投手になると、9月21日bのDeNA戦(横浜)ではプロ初セーブを記録。勝ちパターンでも通用する投球を身につけた。
「倍ちょっとでサインした。1年間頑張ってくれたと評価していただいた。優勝争いの中で少しは力になれたし、来年につながる。来年は最低50試合登板を目標に、チームの勝利に貢献できる投手になりたい」
そのためにもオフはもう一度体を作り直して、ストレートの質と強さを高める計画。1月は再び青柳との自主トレも計画中。「新しいことにチャレンジする青柳さんの姿勢は尊敬できる」とポスティングによるメジャー挑戦が実現することも願っていた。