今オフFA市場最大の目玉であるフアン・ソト外野手(26=ヤンキースからFA)が5球団からオファーを受けたと25日(日本時間26日)、米メディアが報じた。
米メディア「NJ.com」は「ソトの契約交渉は5球団に絞られた」とし、ヤンキース、メッツ、レッドソックス、ドジャース、ブルージェイズが先週末、ソトの代理人であるスコット・ボラス氏に契約オファーを提示したという。
ソトは10月に26歳になったばかりだが、すでにMLB通算201本塁打を記録し、シルバースラッガー賞を5度獲得するなど実績十分。その若さと実績から10年6億ドル(約924億円)を上回る大型契約になると見込まれている。
USAトゥデー紙のボブ・ナイチンゲール記者はこの日、ソトの移籍先の本命はメッツと報道。その理由として、資金力豊富なコーエン・オーナーに対抗して入札できる人物がいないからだとしている。ヤンキースのハル・スタインブレナー・オーナーには、金額でこれ以上は超えたくないというラインがあり、ブルージェイズはダークホースながら、1年後にFAとなるウラジミール・ゲレロとボー・ビシェットがいるため、メッツの提示額を大幅に上回るのは難しい状況となっている。