巨人・戸郷翔征投手(24)が26日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1億2000万円アップの年俸3億円でサインした(金額は推定)。
自身初の開幕投手を務めた6年目の今季は、5月24日の阪神戦(甲子園)でノーヒットノーランを達成。3年連続の12勝を挙げ、リーグ優勝に導いた。2年ぶり2度目の最多奪三振のタイトルを獲得し、防御率1・95、156奪三振、180イニングはいずれもキャリアハイだった。
「本当に充実した1年だった」と振り返る一方、CSファイナルステージでDeNAに敗退。侍ジャパンのメンバーとして参戦した「プレミア12」では決勝戦の台湾戦に先発も5回4失点で敗戦投手。準優勝に終わった。「日本一にも届かず、プレミアの決勝に投げさせてもらって成績を残せなかった。世界一獲りたかった。本当に悔いの残る一年」と唇をかんだ。
エースは来季に向けて「最多勝や沢村賞を獲りたい」と高い目標を設定した。