日本ハム・細川凌平内野手(22)が26日、北広島市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、今季年俸920万円からアップ提示を受けてサインした。「(球団には)評価していただきましたし、来季に向けてしっかりやるぞという気持ちです」と語った。
今季は4年目の今季は51試合に出場し、打率・222、5打点にとどまったが、「序盤から自分としては手応えのあるシーズンだった」と言う。ただ、8月には1軍昇格してから一日で2軍落ちも経験し、CS期間中の2軍落ちも経験。「勝負に差し掛かっているところで現場にいれないもどかしさ、悔しさはあった」と振り返る。
昨年から導入しているメンタルコーチとの週1回の話し合いの効果もあり、心技で着実に成長を遂げている。今年も1月には沖縄・伊江島で松本剛らとともに自主トレを予定。二遊間に加えて、外野も守れる若手のユーティリティープレーヤーは「全部守れるのが強みでもあるけど、そこだけじゃなくて一つもポジションでレギュラーを獲ることにチャレンジしたい。セカンド、ショート、センターの三つの中で(レギュラー)を獲れたらいい」と見据えた。
このオフの楽しみには、大ファンのロックシンガー・矢沢永吉と女性9人組「NiziU」のライブに行くことを挙げ「シーズン中から(ライブ抽選に)応募して当たった。その瞬間が一番うれしかった。それが一番の癒やしかなと思います」と笑った。