阪神の高橋が26日、兵庫県西宮市の球団事務所で契約更改をし、650万増の年俸2500万円でサインした(金額は推定)。2度の左ひじ手術と左肩、左手首手術から復帰した今季、3年ぶりに登板して5試合で4勝1敗、防御率1・52。後半戦は左のエース格として優勝争いに加わる原動力になり、クライマックスシリーズでも先発を任された。
報道陣とのやりとりは以下の通り。
―判子は押した
「はい」
―球団からはどんな話を?
「手術して戻ってこられて良かったと。あと後半はそれなりに投げたので、そこを言われました」
―金額は?
「上げて貰えました」
―上がった幅は想定内?
「そうですね」
―どんな1年だったか?
「そうっすね。育成から始まって、ここからは毎試合勝負だなと思って。緊張感もあって、今までにない緊張感だったなと思いますし。でも1軍で投げることができて、今まで応援してくれた方々に投げる姿を見せられて良かったかなって思います。最終的に大事なところで2回投げて負けているので、やっぱろ悔しいっていうか、それの方が強いです」
―9月の巨人戦を振り返って。
「本当に大事な試合で、緊張っていうのも…。前日からいつもいつも以上に言ってたんですけど、そういう中で、相手もいいピッチャーだったので。粘りきれなかったというよりは、自分の持ってる力を、自分が今持ってる力を投げられた試合だったので。力不足はあまり言いたくないですけど、力負けしたかなと」
―クライマックスでの登板は?
「その試合も本当に大事な試合というか、負ければ終わりっていう試合だったので。やっぱり期待に答えたいっていうか、期待以上で返すのがいいピッチャーなので。そこにも負けてるし、もう投げるボールをはじき返されたので。不甲斐ない。もっと、やり返したいという気持ちはあります」
―巨人がリーグ優勝、横浜が日本一。どう対峙したい?
「やっぱり圧倒したいですかね。今のままじゃああれだと思うんで、圧倒できるように。頑張りたいです」
―来シーズンにどう生かしたいか?
「出てくるのがいつも、今年も遅かったので。やっぱり早い段階で1軍の戦力になれるように。あとは今、自分がどれぐらいできるのかがわからない部分もあったので。そういう意味では力が足りないっていうところもあったし。思ったよりという部分もあったので、その足りないの部分をもっと補って、また戦力になれればと思います」
―今年の11月はどんな手術をしたのか。
「具体的には言えないんですけど。キャンプでとかでしっかりブルペンに入れるように、そこを目指すような感じです」
―日常生活への影響は?
「重いものを持つとか、手を付く、それも避けてるっていうぐらいで、意外に支障はないかなと」
―キャッチボール再開の目処は?
「年末、年末か12月中にできればと思います」
―藤川監督への思いは?
「小さい頃から見ていた存在ですし。3年間は一緒にやらせてもらったので、そういうところでもすごくいっぱい勉強させてもらって。教えていただいたりしたので。力になれるように頑張りたいです」
―監督になってから交わした言葉は?
「手術する前に話しました」
―来季の話も?
「いや、わかんないです」
―来年の目標は?
「いい時の自分を超えられるように頑張りたいです」